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体の声を聴き、対話する生活が人生を変える 〜カラダの言葉〜
雑記

なぜ「結果に結びつかない」のか?

脳の言葉

なぜ結果が出ないのか?

「人生が思い通りになったら良いのに。」

きっと誰もがこう感じたことがあると思います。

「もっとお金が稼げたらいいのに・・・」

「好きな人の前だと全然上手くいかない。。。」

などなど、悩みが尽きないのが人生というもの。

事実、私たちに結果を100%思い通りにコントロールする方法はありません。

なぜなら、自分一人の意思だけではほとんどの結果が手に入らないからです。

当然ですが、自分以外の人を思い通りに動かす方法はこの世に存在しません

でも、他の人以前に、自分自身も思い通りに動かせないっていうのが本音ではないでしょうか。

少なくとも私はそうです。(笑)

「頭では分かっているけど、心がついていかない」

「気持ちが乗っているはずなのに、ある日病気で倒れてしまった」

こんな経験はありませんか?

これが、あなたが自分自身を結果が出る状態にできていない時に表れる症状です。

もし今のあなたが、結果が「必要以上に出ない」状態だとしたら。

結果がでる状態になりたくありませんか?

人生が動いていかない本当の理由

私たちの意識を大きく3階層に分けると、

・思考・・・頭で考えること
・意識・・・心で感じること
・無意識・・・心の奥底で感じること

という風に分けることができます。

思考と意識は感知できますが、無意識は基本的に感知できません。

そして、私たちの多くが結果を思い通りに出すことができないのは、この3階層の意識があべこべの方向に想いを抱いているからです。

それぞれの意識にアクセルとブレーキが付いている

3階層の意識は、すべてあなたを安全・快適に生きてもらいたいと日々努力しています。
つまり、逆に言えば危険・不快を避けるように努力しています。

それぞれの意識にはアクセルとブレーキがついていて、

安全だ、快適だと判断した意識はアクセルを、危険だ、不快だと判断した場合にはブレーキを勝手に踏んでくれます。

但し、思考は自分自身で意識して考えることのできる領域なので(意識や無意識の影響は受けますが)、自分でアクセルやブレーキを踏む感覚に近いかもしれません。

意識、無意識によるアクセル・ブレーキは完全自動であり、それぞれが思考とは独立したアクセル・ブレーキの判断基準を持ちます。

思った通りに結果が出ない理由

「思った通り」というのは、言葉の通りあくまで思考を中心にした価値基準です。

つまり、思考の領域でアクセルを踏みたい物事が前に進まない。

ということは、、、

そうです、意識か無意識か、もしくはその両方がブレーキを踏んでいる可能性が非常に高いです。

例を出すと分かりやすいですね。

悪いことをしてお母さんに謝らなければいけない子供がいるとします。

彼は頭では、謝らなければいけないことが分かっています。でも、心では自分の言い分も聞いてほしい。無意識下では、お母さんに受け入れてもらいたいという欲求が働いているでしょう。

謝るということが、仮に彼の気持ちに反しているとすると。

謝るということについて、

思考:アクセル
「ちゃんと謝らなきゃもっと怒られる」

意識:ブレーキ
「僕だって思うことがあるのに」

無意識:ブレーキ
「お母さんに僕を受け入れてもらいたい」

こんな状態になります。

すると、謝りたいのに謝れない、ということが起こるワケです。
これがいわゆる「葛藤」と呼ばれる状態です。

無意識のブレーキは分かりづらい

今の例は意識下でもブレーキを欠けている為、気持ちでは「謝りたくない」と感じているので葛藤が分かりやすいです。

「結果が出ない」というケースで厄介なのは、

思考も意識もアクセルを踏んでいるのに、無意識がブレーキを踏んでしまう場合。

最近私が相談を受けた方で、こんなケースがありました。

非常に仕事熱心な方で、バリバリと働いてキャリアも重ねていったのですが、ある日突然身体が動かなくなってしまったのです。

本人も心から人のために頑張りたいと思っているので、何が起こったのか分かりません。

「体力的に限界を超えたのだろう」

と理解しようとしていたので、私の方からそれは違うと説明させてもらいました。

彼女の場合、

思考:アクセル
「がんがん働いて結果を出したい」

意識:アクセル
「人のために役に立ちたい」

と、考えと気持ちはしっかり一致していました。

ですが無意識化では「もっと自分を大切にしたい」「NOと言いたい」という想いが当然にあり、その無意識を無視して行動を続けてしまったために、体が強硬手段に出た、というわけです。

病気になったり、倒れたり。これも立派なカラダの言葉です。

感じられていなかっただけで実は、

無意識:ブレーキ
「自分を大切にしたい」

という形で、葛藤が起こっていたということです。

突発性で発症する身体の異常は大抵の場合、無意識のブレーキを無視して思考と意識でアクセルを踏み続けた場合に起こります。

もっとも結果を支配するのは無意識

3階層の意識で私たちにとって感知しやすいのは

思考 > 意識(気持ち) >>> 無意識

です。当たり前ですが無意識は無意識なので意識することは困難です。

これを読み解くために必要なのがカラダの言葉になります。

一方で、実際に自分の人生に起こることへの影響力で言うと、

無意識 >> 意識 > 思考

という形になります。

なぜなら、無意識に近づけば近づくほど、他者の意見が入らない純粋なあなたの想いがそこに存在するからです。

ですから、「結果を出したい!」と思う場合には、自分の無意識のブレーキを外すことが不可欠になる訳です。

無意識は徐々に意識に戻すことができる

意識と無意識はよく氷山のように例えられます。

自分の想い全体が大きな氷山で、海面より上に出ているのが意識。

そして海中に沈んだ状態でプカプカしているのが無意識という例えです。

なぜ氷山に例えられるかと、上が軽くなれば沈んでいた部分が浮かんでくるからです。

長くなるので別の機会に詳細を解説しようと思うのですが、私たちはこの氷山を溶かせば溶かすほど幸せになります。

いわゆる「インナーチャイルドと和解する」というのもその手法の1つです。

こうやって氷山を溶かして無意識を意識に戻していくことで、どんどん自分自身の中でアクセルを踏む方向性が一致していきます。

3階層全ての意識でアクセルが踏めると、物事は驚くほどスムーズに進んで行きます。

この複数のアクセルを同時に踏む感覚が掴めてくると、あなたの体感では「びっくりするぐらいスルスルと結果が自分から飛び込んでくる」というような状態になります。

そのために、カラダの言葉を理解して自分の無意識を知っていくことが非常に大切なのです。