カラダとどう会話すれば良いの？【Part.1】
Jay
今日はちょっと聞きたいことがあって。
Yumi
何〜？
Jay
体についてのことなんだけど。最近「体の声を聞く」ってキーワードをよく聞くんだけど、その声の聞き方がイマイチわからなくて。
Yumi
なるほどね。そもそも体が発してる声をどうして聞きたいの？
Jay
そりゃ、やっぱり自分の体だから。今まであんまり体のことって考えてこなかったけど、やっぱりなんだかんだ大事かなぁって。
Yumi
本当にそうだね。じゃあ、入門編として。「体の声」って、何が思いつく？
Jay
「痛い！」とか？
Yumi
そうそう。他には？
Jay
痺れる、とか？
Yumi
ツラいのが多いね。(笑)
ポジティブなのはどうだろう？
ポジティブなのはどうだろう？
Jay
ポジティブか・・・あんまり思いつかないなぁ
Yumi
本当にそうかな？例えば、口も体だとしたら？
Jay
あ、美味しいとか。そしたら、いい匂いとか、好きな音楽聴くときとか？
Yumi
そうそう。人間が持つ感覚っていうのは、基本的に全部体が話してる声なんだよね。
Jay
そう考えると、結構体っておしゃべり？
Yumi
そりゃもう！口で話すなんかよりよっぽどおしゃべりだよ体は。
Jay
そっか。全然意識したことなかったな。全然声、聞いてこなかったかも。
Yumi
そうなんだよね。体の感覚って、そもそも声っていう認識がないから。
じゃあさ、Jay君だったら、話しても聞いてもらえなかったらどうする？
Jay
聞いてもらえるまで、もう一度同じことをいうかな。
Yumi
それでも聞いてもらえなかったら？
Jay
違う方法で話してみる。
Yumi
そうだよね。それでも聞いてもらえなかったら？
Jay
うーん。怒鳴るとか？
Yumi
(笑)
Jay
叫んでみるとか。
Yumi
そうそう。(笑)
じゃあ、体がそれをやったら、どうなるかな？
Jay
体が叫んでる声は聞いたことないな。
Yumi
本当にそうかな？さっきの「痛い！」っていう感覚って、無視できる？
Jay
できない。あ、そっか。
Yumi
そう。声って考えると分かりづらいけど、「カラダの言葉」では、「痛い」っていうのが大きな声だよね
Jay
なるほど。そう考えるとわかりやすいかも。
Yumi
でしょ？でもさ、なんで痛いんだろうね。
Jay
ぶつけたから？
Yumi
そうなんだけど、ぶつけたって、別に無感覚でもいいじゃない。もっとぶつけてみたら？
Jay
そしたら、骨折するじゃない。
Yumi
そうだよね。骨折したい？
Jay
いや、絶対やだよ。。。
Yumi
でしょ？嫌だよね。だから体は、「痛い（それは嫌）！」って言うんだよ。
Jay
なるほど・・・！
Yumi
カラダは脳みそで理解できる明確な「言語」は話してないかもしれないけど、それでも確実に喋ってると思わない？
Jay
なんか、ちょっとずつわかるようになってきた気がする。
Yumi
いいね！じゃあ、次はもうちょっとステップアップしてみようか。