カラダとどう会話すれば良いの？【Part.4】
Jay
えっと、「感覚をそのまま受け取る」っていう話だっけ。
Yumi
そうそう。体の言葉「カラダ語」を理解するためのコツが、「感覚をそのまま受け取る」っていうことなのね。
Jay
いまいちまだピンと来ないかも・・・
Yumi
OK,OK。まず、【Part.3】でやったことは、覚えてる？
Jay
確か、感情とか、そういう感覚自体が言葉で、そう捉えることで、「感覚を読み解く」っていう発想が生まれるっていう内容だよね。
Yumi
その通り！「なんでその感覚を感じるんだろう？」「体はその感覚を自分に伝えることで、何を伝えたいんだろう？」っていう風に考えることが大切なんだよね。
Jay
ウンウン、そこまでは理解できたよ。
Yumi
じゃあここから今回の話。その伝わってきた感覚を、「そのまま受け取る」っていうことなんだけど。例えばJay君、好きな映画ってある？
Jay
やっぱりスターウォーズかな。
Yumi
いいね。スターウォーズ観た時って、どんな気分？
Jay
ワクワクする感じかな。
Yumi
いや、ハラハラじゃない？
Jay
え？ワクワクだと思うけど。
Yumi
いや、それは本当はハラハラなんだってば。
Jay
えぇ！？そうかなぁ。。。
そう言われるとだんだん自信がなくなってくるっていうか・・・
そう言われるとだんだん自信がなくなってくるっていうか・・・
Yumi
でしょ？だから、それはワクワクじゃなくてハラハラなの。ＯＫ？
Jay
いや、あんまりＯＫじゃないってゆーか・・・そもそも、それって俺が感じてる感覚なんだから、ワクワクのままでいいんじゃないの？
Yumi
うん。いいよ。
Jay
えええええ・・・
Yumi
ごめんごめん。(笑)ちょっと意地悪だったね。でも、今の感じ、味わってもらいたくて。
Jay
？？
Yumi
今のそのワクワクっていうのをハラハラだって決めつけられた時、どんな気分だった？
Jay
え？うーん、最初は戸惑ったけど、だんだん自信がなくなってきた。
Yumi
うんうん、他には？
Jay
なんども決めつけられるのは正直結構腹が立ったかも。
Yumi
だよね。自信はなくなるし、否定されたって思うし、腹も立つよね。
もしも体の感覚を否定すると、その感じを体は感じてるんだよ。
Jay
あ・・・
Yumi
なんか分かった？
Jay
うん。分かった。そうか、そのまま受け取るっていうのは、体がワクワクだって言ってるんだったら、それはワクワクとして受け取ればいいってことか。
Yumi
そう！その通り。
Jay
でもそれって、当たり前じゃない？
Yumi
普通はそうだよね。でもさ、例えば、すごくショックを受けた時に、「いやいや、これは逆にラッキーだったに違いない」とか無理やり思い込んでみたりしたことない？
Jay
ぁぁ。あるね・・・
Yumi
あるよね。(笑)それって、今私とJay君がやった小競り合いを、頭と体でやってるってことにならない？
Jay
そんな風に考えたこともなかったよ。。
Yumi
ついつい、やっちゃうよね。すごくショックだったことを受け入れられなくて、ちょっとでも立ち直りたくて、とか。
でもこの会話って、どうだった？
Jay
一方的で、会話って感じではなかったな・・・
Yumi
そうなの。立ち直りたいっていう気持ち自体は、すごく分かるし自然だと思うし、否定するつもりはないの。
でも、そのための手段が、体が感じてることを無理やり抑えつけるってなっちゃうと、実は体は今Jay君が感じたみたいなことを思ってるんだよ。
Jay
そっか・・・なんかすごく、申し訳ないことを何度もしてるのかもしれないな。。。
Yumi
いまそう思ってあげられてることが、体にとってすごく嬉しいことだと思うよ＾＾
じゃあ次からは、今感じたことを順番に説明して、「本当のコミュニケーションの取り方」を教えるね！！