Warning: Use of undefined constant HTTP_USER_AGENT - assumed 'HTTP_USER_AGENT' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/junkitada/www/karadanokotoba/wp-content/themes/MessageFromTheBody/functions.php on line 64
体の声を聴き、対話する生活が人生を変える 〜カラダの言葉〜
専門記事 心の言葉 雑記

鏡の法則の本当の意味

心の言葉

鏡の法則って何?

あなたは、鏡の法則について
聞いたことはありますか?

「この世は鏡である」
「相手は自分自身を映す鏡である」

など、世の中は自分自身が映し出した
世界である、という考え方です。

言葉にすると、

「なんとなくそんな気もするけど、
正直よくは分からないな…」

というような感覚を持つ方が
多いように思います。

結論、鏡の法則は存在します。

そして、下手するとこの法則を活かす
だけであなたの人生観は変わります。

今回はその法則について、

  • 鏡の法則ってどういうこと?
  • 自分の生活でどう働くの?
  • どうやって活かしたらいいの?

これらについて解説していこうと思います。

「相手が鏡になる」の意味

鏡の法則でまず言われるのが、

「相手はあなたの鏡である」

という言葉についてです。

これについては誤解が多いので、
はじめにお伝えすると、

  • 私が愛すれば、相手も愛する
  • 私が好きになれば、相手も好きになる
  • 私が怒れば、相手も怒る

というように、自分と同じ感情や行動を相手が持つわけではありません。

それが成り立つなら、世の中は両想いだらけですね。(笑)

また、私が与えれば相手も与えるという
返報性の原理とも別物の考え方です。

そうではなく、相手の行動や相手とのコミュニケーションからあなたが抱く想いは、全てあなた自身が作り出している

という原則によって、

相手とのやりとりから自分自身が持つ想いに気づくことができる

これが鏡の法則の全ての土台です。

鏡の法則の勘違い

鏡から人が連想しやすい物事は、
大きく2つあります。それは

  1. 鏡の中の自分が自分と同じ動きをする
  2. 鏡を見ると自分自身が見える

この2つの側面です。

本来の意味はこの2番目の「相手を鏡のように見ると自分が分かる」ということなのですが、

どうも1番目の意味から連想して、「相手が自分と同じ動きをする」というような誤解が蔓延しているように思います。

ただし鏡が光を反射するのと同じように、相手の行動は自分自身の行動に影響を受ける性質があるので

「自分が変われば相手も変わる」

ということは現象として起こります。

ここから派生して生まれたものが
「原因と結果の法則」です。

ただしそれは自分が動けば「相手を思い通りに動かせる」という意味とは完全に異なりますので、

その点は十分に注意してください。

鏡の法則は自分を省みるためのもの

鏡って自分自身の身なりを整えるために使いますよね。

鏡の中の自分を思い通りに動かそうと、
自分自身を動かすのはナンセンスです。

鏡の法則も全く同じように、
「相手を通して自分の性質を知る」
これが本質的な活用の仕方です。

例えば、あなたが時間をとても厳密に
守る人だとしましょう。

誰かがあなたとの約束に遅刻してきたら、
あなたはきっと怒るでしょう。

でも世の中には、

相手が遅刻してきたとしても全く
気にならない人が確かに存在します。

つまり、あなたは相手を通して
「私は時間を大切にしている」
という自分の想いに気づくのです。

鏡の法則で自分自身を知る

「あなたが何者であるか」は、
「あなたが何を大切にしているか」に
密接に関連しています。

つまり、相手を通して自分の想いを知っていくことは、「あなた自身を知ること」に他ならないのです。

自分自身が分かるから、

  • どんな環境に身を置きたいのか
  • どんな仕事をしたいのか
  • どんなパートナーが良いのか

というヴィジョンが明確になります。
だから人生に迷いがなくなっていくのです。

自分を知っていく目的には続きがありますが、まずはここが最初の一歩です。

鏡の法則を上手に活かして、誰よりも自分を知る人になれば、誰よりも自分の人生に想いを乗せられる人になります。

あなた自身の想いを、相手を通して知る

言葉を変えれば、

「相手を通してあなたの心の言葉を聴くこと」

これこそが、鏡の法則の本当の意味です。